英語が話せなくて外国人の転職エージェントが怖い場合の対策

外資系企業が気になるけど、そもそも英語が話せない。

外資系向けの転職エージェントに登録してみたけど、いきなり外国人から電話がかかってきて恐怖だった。

 

こういう方、結構多いです。

というか、これ、外資系企業に転職する前の私自身のエピソードなんです…。

 

今回は「英語が話せなくて外国人の転職エージェントが怖い場合の対策」についてお話していきます。

 

外資系に強い転職エージェントのほとんどが、外国人ばかりの外資系転職エージェント

外資系に強い転職エージェントは色々とあります。

例えば、以下のようなものです。

 

  • ヘイズジャパン
  • ランスタッド
  • ロバートウォルターズ

 

名前から分かるかもしれませんが、これらは転職エージェント企業自体、外資系なんです。

ヘイズジャパン(Hays)とロバートウォルターズ(Robert Walters)はイギリス、ランスタッド(Randstad)はオランダ。

 

マイクロソフトやファイザーなど、外資系企業への転職に強いのは、外資系の転職エージェントなんですね。

 

これら、外資系転職エージェントには、リクルートやマイナビ、dodaなどの日系エージェントと明確に違う点が一つあります。

それは、日本語が話せない外国人エージェントがほとんどであることです。

 

電話かWebミーティングを要求する外国人エージェント

外国人エージェントとの会話は、英語になります。

しかも彼らは「まずは話したい」というスタイルであり、ガンガン電話面談やWeb会議を依頼してきます。

 

メールだけならGoogle翻訳でなんとかなるけど、英会話は…という人も多いですよね。(私はそうでした)

このことで、「英語が苦手だけど外資が気になる」という人の多くが、嫌になってしまうのです。

 

ちなみに、外国人エージェントも、日本人の英語力が全般的に低いことは知っていますし、別に嫌な気持ちにさせようとしているわけではないのです。

彼らは、自分と英語で話せるか話せないかで、最低限の英語力を測ることを企業から期待されている面もあるのです。

 

外資系の外国人転職エージェントの対処法2つ

外資系の外国人転職エージェントの対処法は、大きく分けて2つ。

正攻法と裏技があります。

  • 正攻法:英語力を上げる
  • 裏技:外資系に強い日本人エージェントを使う

 

それぞれ解説していきましょう。

 

正攻法:英語力を上げる

まず、真面目な人ほど考えがちなのが「英語力を上げる」こと。

もちろん間違ってはいないのですが、すぐ上がるのなら苦労しませんって。

 

  • 外国人エージェントと話すために本を買ってきて、仕事が終わった後も夜な夜なレアジョブでオンライン英会話…。我ながら上達が遅い。
  • 先生は日本人に慣れているのでなんとかかんとか話せても、外国人エージェントと話すと何言ってるか全然わからなくてトラウマに。
  • 結局、外資系企業を受けるのは諦めてリクナビNEXTで職探しを開始。高校で英語をもう少し頑張ればよかった。

 

これ全部、過去の私の実話です。

いばらの道ですが、正攻法であることは間違いないので、これをやりたい人を止めたりはしません。

 

裏技:外資系に強い日本人エージェントを使う

正攻法よりも、もう少しいい方法をお教えしましょう。

すでにお話した通り、外資系に強い転職エージェントの8~9割は外資系エージェントなのですが、実は日系エージェントもあるんです。

 

有名なのは、この2つですね。私も実際にお世話になってます。

  • JACリクルートメント(たぶんほぼ全員日本人)
  • エンワールドジャパン(たぶん7割くらい日本人)

 

これらのエージェントを使えば、日本語でエージェントと面談(直接・電話・Web)をすることが出来ます。

しかも、JACリクルートメントやエンワールドのエージェントは外資系エージェントのようないい加減さがなく、普通に優秀なことが多いです。

 

まずは、日本人エージェントに外資系求人を紹介してもらって、面接を受けて入社することが重要です。

 

まとめ

というわけで、英語が本当に苦手なのであれば、「外資系求人に強い、日系エージェント」を使いましょう

これが外資転職の一歩目を踏み出すための裏技です。

 

ただし、日本人は真面目なので、こう思った方もいるのではないでしょうか?

「もし裏技で外資系に入れちゃったとしても、後から困るのは自分なのでは?」

 

誠実な思考だとは思いますが、多くの場合、外資系で英会話が必要となる割合は(世間一般の予想より)かなり低いです。

会社やポジションによっては皆無であることもあります。私も、数年過ごした外資系で英語を全く使わなかったことがありますから。

 

だからこそ、まずは「最初の壁」である外国人エージェントをスルーして入社してしまう、というのが有効なのです。

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